2017-03-29 第193回国会 参議院 本会議 第11号 子供が大学生になる頃には賃金も上がるという平均的勤労者モデルが崩壊し、子供の学費を工面できない家庭が増え、その分が奨学金貸与者の増につながっていることは明らかです。 二〇〇〇年には一人の学生に対する家庭からの経済的支援は年間百五十六万円でした。二〇一四年には百十九万円と、三十七万円減少しています。反面、奨学金貸与額は二〇〇〇年の平均十八万円から四十万円と、二十二万円増加をしています。 斎藤嘉隆